糖尿病患者の足を守れ アサヒシューズが佐賀大と共同開発

アサヒシューズ×佐賀大学 「アサヒフットケア」

 

 アサヒシューズ(福岡県久留米市)は、佐賀大(佐賀市)と共同開発したシューズの新ブランド「アサヒフットケア」を立ち上げた。

 糖尿病によって足に病変が起こるリスクに着目し、①足の負担を軽減②足を清潔に保つ③快適な歩行をサポート―を目標に、佐賀大医学部付属病院形成外科の上村哲司教授と共同研究の末、開発したという。

 靴の内部に縫い目や段差の少ないシームレス構造を採用し、歩行時の足底圧を低減した。衛生面では、制菌加工を施し、丸洗いが可能だ。

 発売したのは、3アイテムで色違いを含め7種類。価格は8800円。

 糖尿病患者の半数は神経障がいを併発する。足の知覚障がいから始まり、運動神経障がいにまで進行する危険性があるが、自分の足の異常を感知できずに潰瘍を形成して感染し、最悪の場合は、切断に至ることもある。

 アサヒシューズによると、糖尿病に対応したシューズは、医師が処方し、義肢装具士が作製する靴型装具や高額な輸入靴などの他は、医学的根拠に欠けるものが多く、医師やフットケアの専門家から安心して薦めることができる予防用のシューズが必要だ、という強い要望があったとしている。

 同社と佐賀大が開発時に行った検証は、2020年12月に横浜で開かれた第1回「日本フットケア・足病医学会年次学術集会」で「産学連携から生まれた次世代のフットケアシューズの開発」と題し、発表した。

 

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