展覧会「川口起美雄―I’ll be your mirror」 武蔵野美術大美術館・図書館、10月4日から

武蔵野美術大学 美術館・図書館 「川口起美雄—I’ll be your mirror」

 

 武蔵野美術大美術館・図書館は10月4日から10月31日まで、同大美術館展示室(東京都小平市)で展覧会「川口起美雄―I’ll be your mirror」を開く。「故郷を喪失したものたち」と共に“たどりつくことのない故郷への旅”を続ける画家・川口起美雄氏の作品約70点を紹介する。入館料は無料。

 川口氏は1951年長崎市生まれ。74年にオーストリアへ渡り、国立ウィーン応用美術大に留学。ウィーン派の巨匠ウォルフガング・フッター教授の下でブリューゲルを中心に北方ルネサンスの混合技法を習得、技法研究の研さんを積み重ねた。85年に文化庁在外研修員としてイタリアに渡り、フィレンツェ市文化財修復監督機関(ウフィツィ美術館修復室)でフラ・アンジェリコを中心にイタリア・ルネサンスの混合技法を学ぶなど古典絵画を研究した。2013年に武蔵野美術大造形学部油絵学科油絵専攻教授に着任し、後進の指導にあたっている。

 今回の展覧会は、川口氏の1990年代以降の初期の作品から現在に至るまでの作品を展示し、制作活動の軌跡をたどる。日常のリアルな断片で構成された塔や窓辺の風景、あるいは鳥やサイなどの動物がメタファーに満ちた不可思議な非日常の世界を広げ、誰も見たことのない絵画世界を堪能できるという。

 武蔵野美術大美術館・図書館は「長年にわたり一貫してヨーロッパの古典技法を追究し、独自の哲学的思想から“絵でしか語ることのできない独特の物語=読まれる絵画”と称される川口起美雄の世界。作品の前に立つとき、あたかも鏡をみているかのように自らの“旅”を想(おも)い、時間を重ねることになるだろう」としている。

 展覧会の開館時間は基本、午前10時~午後6時。水曜休館。最新情報は;https://mauml.musabi.ac.jp

 

・川口展詳細ページ:https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/17283/

・予約詳細ページ:https://mauml.musabi.ac.jp/news/21092/

 

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