臨床試験にデジタル技術を活用 シミックとバイエル薬品が基本合意

シミックホールディングス バイエル薬品と基本合意締結

 

 シミックホールディングス(東京都港区)とバイエル薬品(大阪市)は、デジタル技術などを活用した臨床試験の効率化と質の向上を目指す基本合意書を8月に締結した、と発表した。

 バイエル薬品が3カ所の医療機関で実施する循環器領域の臨床試験で、シミックの「ハルモ電子お薬手帳」を活用した併用禁止薬検知システムの稼働を開始した。臨床試験参加者(被験者)に医薬品の処方がハルモに登録され、服用を禁止されている医薬品を検知した場合に、速やかに担当治験コーディネーター(CRC)に通知する。

 併用禁止薬の服用は、被験者の安全性を脅かすだけでなく臨床試験としてのデータが使えなくなるなど、大きな影響を与える。しかし、禁止薬の種類は多く、アナログでの管理は負担が大きい。

 今回導入したシステムは、禁止薬の服用や見落としを未然に防止し、臨床試験の質の向上が期待できる、としている。

 両社は今後、共同研究や開発の機会について協議し、中長期的な協業を展開する予定だ。

 

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