特許技術でAI学習データ作成の負荷を軽減 クレスコが情報処理プログラムの特許を取得

クレスコ 「手作業とAIにより血管部分をアノテーションした眼底の画像」(血管部分と判定された部分は元画像の色のまま、それ以外の部分は青に塗りつぶされている)

 

 情報システム設計・開発のクレスコ(東京都港区)はこのほど、画像処理の機械学習データ作成時における、画像データに関連情報を付与する作業(アノテーション作業)の負荷を軽減させる、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの特許(特許第6916849号)を取得した。

 医療分野などで浸透しつつある、人工知能(AI)によるレントゲン画像などの画像診断や病変判断。しかし、医師と同様の病変判断を行うAIの開発には、アノテーション作業が必要となり、専門家の負荷が大きな課題になっている、という。

 クレスコが特許取得した情報処理装置、プログラムなどを利用すると、画像内の当該必要要素の一部をマーキングするだけで、AIが画像内の要素を学習し、該当要素とそうでない要素を判断し、自動的にマーキングが可能となる。これにより専門家の作業負荷は大幅に軽減されるという。

 また、医療分野以外でも本特許を利用した自動マーキングと、リアルタイムでの学習結果確認により、製品の不良部分の発見や、建造物の劣化度合いの検出など、さまざまな分野にAI技術の適用拡大を図ることが可能になるとしている。

 

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