クラボウ、建設用3Dプリンティング事業スタート 比較的短時間で立体造形物を製作

クラボウ 「3Dプリンターで製作した外構材(門塀)」

 

 クラボウ(大阪市)はこのほど、建設用3Dプリンティング設備を寝屋川工場(大阪府寝屋川市)に導入し、セメント系材料を用いた小型・中型の立体造形物の受注生産を始める、と発表した。比較的短時間で試作品ができることで、建設における生産性向上やデザインの多様性ニーズに応えるのが狙いだ。

 クラボウは、建設用3Dプリンティングで実績があるフランスのスタートアップ企業XtreeE(エクストリー)の3Dプリンターを導入。門扉や塀といった外構材の立体物を自動で製作する。小型、中型の造形物製作に対応しており、小型なら約30分で立体造形ができるという。

 クラボウによると、近年、住宅の外装デザインが多様化し、購入者の個性によるニーズが高まっており、商業施設でも独自性の高い空間演出のために装飾にこだわる傾向があるという。人手不足が課題となっている建設業界では、生産性向上が求められていることから、型枠を使わず短時間で立体造形物ができる3Dプリンターへの関心が高まっているとしている。

 同社は既にゼネコンなどからの依頼で、住宅や商業施設・公共施設向けの外構材、ベンチ、モニュメントなどの製作を手掛けており、3Dプリンティング技術の導入を受け、事業展開を目指す方針だ。

・建設用3Dプリティング事業特設ページ:https://www.kurabo.co.jp/chem/lp/3d-printer/

 

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