静岡県小山町にサーモンの陸上養殖施設 大和ハウス工業が建設

大和ハウス工業 「D-Project Industry 富士小山Ⅰ」

 

 大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、静岡県小山町に所有する工業団地に、日本最大級のアトランティックサーモン陸上養殖施設を建設する、と発表した。

 天然サーモンの漁獲量が減少する中、日本でのアトランティックサーモン陸上養殖事業を推進するプロキシマーシーフード(ノルウェー)が使用する。主に輸入に頼っているアトランティックサーモンの国産化の推進や供給の安定化につながるという。

 建設する陸上養殖施設は、海から海水を引かない「閉鎖型」。海水を引く一般的な陸上養殖施設に比べて立地場所の選択肢が広がり、養殖魚の餌や排せつ物など周囲の環境を悪化させる環境負荷も低減できる利点があるとされる。水温や水質も管理しやすいという。

 施設の大きさは鉄骨造り一部2階建てで、延床面積2万7901.85平方メートル。外壁は断熱効果の高いパネルを採用。屋根も断熱、防水仕様で断熱性が高く、アトランティックサーモンの育成に配慮した構造になっている。完成予定は2023年6月末。

 大和ハウス工業は「今後も国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)や食料自給率の向上などに寄与するため、陸上養殖施設を含む食品関連施設の誘致を積極的に提案する」としている。

 

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