丹青社が築古ビルのリノベーション事業に進出 東京・小伝馬町に環境重視のオフィスビル完成

丹青社 「W2/Wellbeing Workplace」ビジネスモデル

 

 商業施設や文化施設の内装デザインなど“空間づくり”を手掛ける丹青社(東京都港区)は、東京の都心部にある建築時期が古い「築古不動産」を再活性化するリノベーション事業に乗り出し、このほど第1弾となる物件が完成した。

 新事業は「R2(アールツー)プロジェクト」(R2:Real-estate Revitalization/不動産再活性化)と名付け、中小規模の築古ビルを働きやすい環境のオフィスにリノベーションし、不動産価値を向上させるという。第1弾は、東京都中央区日本橋小伝馬町のビルで、2月に完成、事務所・店舗向けに賃貸する。

 物件は5階建てビルで、1984年に建築。リノベーションは、時間とともに照明の色が変化し、人間の「体内時計」を考慮した照明器具を採用したほか、共用部の階段踊り場にアート作品を設置するなど働きやすい環境を重視して改装したという。

 丹青社は、小規模事業者向け賃貸スモールオフィスブランドとして、心身が健康で満たされた状態を示す「Wellbeing」と、働く場所「Workplace」を合わせた「W2(ダブリューツー)」を立ち上げ、小伝馬町のビル名を「W2 KODENMACHO」とした。

 丹青社によると、バブル期に建てられた中小規模のビルは、築30年程度になり、建物や設備の老朽化が進んでいるという。同社は今後、築古ビルを取得し、リノベーション後にオフィスとして貸し出したり、投資家に売却したりして新規事業を展開するとしている。

 

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