人間国宝・芹沢銈介の展覧会を開催 静岡市の美術館開館40周年、6月20日まで「のれんときもの」

静岡市立芹沢銈介美術館 「富士と雲文のれん」(1967年ころ)

 

 静岡市生まれの染色家で人間国宝だった芹沢銈介(せりざわ・けいすけ)氏の作品を所蔵している静岡市立芹沢銈介美術館は、今年が開館40周年を迎えることを記念して「春」「夏」「秋」「冬」になぞらえた4回の展覧会を開催する。「春」編として6月20日まで「のれん」と「着物」を特集する展覧会「のれんときもの」を開催している。

 「春」編では、富士山と雲を描いた「富士と雲文のれん」や1枚の布のよって「天」の字を表現する「天の字のれん」など、のれん作品33点と、登り窯や松、藤、梅といった植物を配した模様の「苗代川文着物」など着物13点を公開している。

 芹沢氏は、1895(明治28)年静岡市生まれ。民衆の実用品に美を見いだす「民芸運動」の提唱者として知られる柳宗悦(やなぎ・むねよし)との出会いなどをきっかけに染色の道に進んだという。1956年に重要無形文化財「型絵染(かたえぞめ)」の保持者として人間国宝に認定されている(1984年死去)。

 「夏」編は7月6日~9月23日にデザインに焦点を当てた「芹沢銈介のブック・デザイン」、「秋」編は10月9日~12月12日に日本の自然や風景を描いた「芹沢銈介の日本」、「冬」編は2022年1月4日~3月21日に収蔵品を展示する「ジャパン・ブルー ―藍のある暮らし―」を開催する。

 詳細は、美術館WEBサイト;https://www.seribi.jp/

 

あなたにおススメの記事


関連記事

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社