
大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、広島市のショッピングセンター「ALPARK(アルパーク)」の大規模リニューアルを実施する、と発表した。全面リニューアルオープンは2023年春を予定している。
大規模リニューアル後は、アルパークの西棟が生活雑貨やファッション、カフェ、フードコート、スーパーマーケットなど約40店舗が新規開業するほか、東棟については既存店舗含めて総店舗数約160店舗が並ぶ施設に生まれ変わる。
大和ハウス工業は「『日常生活への密着』を施設のコンセプトとして、地域のお客さまが気軽に、便利に、日常のちょっとしたショッピングにも対応できる地域に根ざした施設」を目指すとしている。
事業費は約90億円。西棟、東棟すべての全面リニューアルオープンは2023年春だが、東棟は今年末、西棟は来年春から一部を順次リニューアルオープンする。
アルパークは1990年開業の地域密着型複合商業施設。大和ハウス工業は2019年5月、アルパークの西棟と東棟を取得し、大和ハウスグループの大和情報サービスが運営を開始。築30年が経過し老朽化が目立つため、今回大規模リニューアルを決めた。