シンポジウム「長時間労働につながる商慣習の見直し」を開催 損保労連、「相手の働き方に配慮」を呼び掛け

損保労連 労働政策研究・研修機構理事長/慶応大大学院名誉教授 樋口美雄 氏

 

 損害保険労働組合連合会(損保労連、東京都千代田区)は、総労働時間の短縮に向けた取り組みの一環として4月14日に都内で「長時間労働につながる商慣習の見直し」シンポジウムを開催した。

 「長時間労働につながる商習慣」は、「時間外の電話」や「至急の対応依頼」といった相手があるビジネス上の習慣で、損保グループ産業だけでなく社会全体で根強く存在しているとして、こうした考えについて議論するためシンポジウムを開いた。オンライン配信も含め200人を超える関係者が参加したという。

 損保労連からは「長時間労働につながる商習慣の見直し」について取り組むことになった経緯などを紹介。コロナ禍で商習慣が長時間労働につながり、柔軟な働き方改革の妨げになっているとの課題認識を示した。

 その上で、産業の枠を超えて社会全体で商習慣の見直しを進めていくには、お互いに「相手の働き方に配慮する」という考えを広めていくことを強調したとしている。

 シンポジウムは、独立行政法人 労働政策研究・研修機構理事長で慶応大大学院名誉教授の樋口美雄氏が基調講演。パネルディスカッションには、厚生労働省 職業生活両立課課長補佐・髙橋嘉寿満氏、日本労働組合総連合会 総合政策推進局総合局長・仁平章氏ら5人のパネリストが、商習慣の見直しに向け産業の枠を超えて連携できることや、お互いに「相手の働き方に配慮する」との考えをどのように社会に浸透させていくかなどの観点で意見交換した。

 シンポジウムの詳細は今後、損保労連ホームページで紹介する予定。

https://shoukansyuminaoshi.fniu.or.jp/

 

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