コロナ禍、2020年度で一番売れた楽器は? 山野楽器がTOP10発表

山野楽器 2020年度「売れた楽器ランキングTOP10」

 

 山野楽器(東京都中央区)は、このほど2020年6月~2021年2月に山野楽器全店で前年同期と比較して売上件数(販売本数)の伸びが大きかった「2020年度 売れた楽器ランキングTOP10」を発表した。

 緊急事態宣言での休業があったため2020年4月、5月を除いて比較した。コロナ禍で自宅時間が増え、比較的音が小さめのアコースティック楽器が売り上げを伸ばしたのが特徴で、音量を抑える「防音」「電子楽器」もキーワードになったようだ。

 1位は「アコースティックギター」(前年比190%)。以前ギターをやっていた人が再開するケースが多く、若い女性で初めてギターを始める人も増えたという。ウクレレと合わせ、昨年の緊急事態宣言明けには前年比200%となり、業界全体で品不足になるほどだったとしている。中心価格帯は3万~5万円。

 2位は「防音室」(前年比180%)。自宅で楽器を演奏するために防音に関する問い合わせが急増。「リモート会議で使いたい」といった声もあったという。大きさは0・8畳の小さめから4・3畳の複数人が利用できるタイプまであり、中心価格帯は約80万~140万円。

 3位は「ウクレレ」(前年比150%)。入門モデルなら1万円台から購入でき、若い女性からシニア世代まで、気軽に始められる楽器として定番の人気がある。中心価格帯は1万~3万円。

 4位は「電子ピアノ」(前年比140%)。「ヘッドホンで近所に気兼ねなく練習できる」として、今回のランキングの中で特に幅広い年代から問い合わせがあり、人気機種では入手が半年先といったものまであるという。中心価格帯は10万~20万円。

 5位は「キーボード」(前年比130%)。コンパクトで場所を取らないことから、手軽に始められる鍵盤楽器として人気。中心価格帯は1万円~3万5000円。

 以下、6位「エレキベース」(120%)、7位「PA(音響)機器/デジタル楽器」(115%)、8位「アンプ」(115%=小数点以下で8位)、9位「クラシックギター」(106%)、10位「エレキギター」(105%)。

 山野楽器は「コロナ禍で外出自粛が続いており、おうち時間が増え楽器を始める人や再開する人が多い。音楽や楽器はウィズコロナの新しい生活習慣を豊かにするもので、この傾向はしばらく続くのでは」としている。

 

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