百舌鳥古墳群ビジターセンターオープン 堺市が世界遺産登録の古墳群の玄関口に

堺市 「百舌鳥古墳群ビジターセンター」

 

 世界遺産登録から約2年を迎える百舌鳥(もず)・古市古墳群(大阪府堺市、羽曳野市、藤井寺市)の玄関口にこのほど、古墳群の魅力を伝える「百舌鳥古墳群ビジターセンター」がオープンした。

 堺市が建設。堺市出身の空間デザイナー間宮吉彦さんがセンターのコンセプトデザインを担当した。古墳の価値や魅力を紹介する展示や古墳グッズなどを扱うショップのほか、観光案内所や休憩スペースを設けている。またプロジェクションマッピングを投影するシアターでは、壁面や床面に投影する超高精細な8K空撮映像などで、百舌鳥・古市古墳群の雄大さや堺の歴史文化を体感することができるという。入館料は無料。

 また、堺市博物館も古代常設展示をリニューアルした。仁徳天皇陵古墳の中で石棺を納めた石槨(せっかく)を復元して埋葬当時を再現するなど、古墳関連の展示を充実させた。

 リニューアルに併せ特別展「海を越えたつながり―倭の五王と東アジア―」を5月9日まで開催する。百舌鳥古墳群には、日本最大の仁徳天皇陵古墳をはじめとする巨大古墳があり、これらの古墳の中には5世紀に中国と外交を行った「倭の五王」の墓が含まれている可能性も指摘されていることから、特別展では、近年進む韓国での発掘調査成果や、当時の東アジア情勢を踏まえながら「倭の五王」と深いつながりのある百舌鳥古墳群の築造背景を探っている。

 

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