新型コロナワクチン「接種したい」が6割超える 関西大・土田昭司教授の研究室が2回目の意識調査

関西大学 「新型コロナウイルスワクチン接種に関する第2回目意識調査」

 

 関西大(大阪府吹田市)の土田昭司(つちだ・しょうじ)社会安全学部教授の研究室は、新型コロナウイルスワクチン接種に関する意識調査を2月に実施。「接種したい」という人が、昨年12月に行った1回目の調査より増え、6割強だったなどとする結果を発表した。

 調査は今年2月22~26日に北海道、東北6県、東京、大阪、中四国9県の5地域から20~69歳の男女300人ずつ、計1500人の回答を分析した。(調査は楽天インサイトが実施)

 ワクチンを「接種したい」という人は「どちらかといえば」を含め62・6%で、昨年12月調査より15・4ポイント増えた。「接種したくない」は、「どちらかといえば」を含め17・9%で5・8ポイント減少した。「どちらともいえない」が17・1%、「わからない」が2・5%だった。第1回調査と同じく、男性の方が女性より接種に積極的だったという。

 接種希望者を年代別でみると、60歳以上が74・6%で多く、50歳代以下より、ワクチンの有効性を高く評価し、「深刻な副作用(副反応)はない」と考える人も多かったとしている。

 ただ、昨年12月の調査で仮に「多くの人が接種している」「法律で義務づけられた」としたら接種する、という人が6割強あり、今回の調査で「既に接種した人に軽微な副作用(副反応)があった」場合にも接種を希望する人は37・8%にすぎなかったことから、接種希望者が6割強だった今回の数字も「安定的なものではなく、状況次第で変わる可能性がある」としている。

 調査結果を受け、土田教授は「2月から医療関係者への接種が始まったことで、ワクチン接種が現実味を持って認識されるようになった。重症化しやすいとされる高齢者が特に接種を希望し、若い世代は接種がまだ先なので様子見をしているのかもしれない。政府や自治体は、今後も正確で“寄り添う”情報提供を続けるべきだ」と指摘している。

 調査の詳細は関西大プレスリリース;https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2020/No64.pdf

 

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