
太子食品工業(青森県三戸町)は、東北産の大豆を使用するなど東北の素材にこだわった納豆「東北そだち 三陸産昆布粉入りたれ」2種(国産中粒納豆・国産ひきわり納豆)を2月28日から東北各県で販売する。
今年が東日本大震災の発生から10年を迎えることで、東北の素材を使って東北の工場で作り、東北の人たちに販売したいとの思いから商品化したという。
「中粒納豆」は、宮城県産の大豆「ミヤギシロメ」を使用、「ひきわり納豆」は青森県産の大豆「おおすず」を使用している。たれは、三陸産真昆布粉入りで、納豆、たれとも東北の工場で生産する。その他の素材もできる限り東北のものを使用しているという。
価格は各種150円(税別)。太子食品工業は、1940(昭和15)年創業。納豆や豆腐、油揚げといった商品を生産・販売している。「地産地消」にもこだわっており、今回で「東北そだち」シリーズは納豆2品、豆腐4品の計6品になったとしている。