忘年会「参加する」「しない」が半々 酒飲み100人アンケート、幹事になったら店を厳選

酒文化研究所 「飲食店での忘年会の参加回数の予想」

 

 年末になり、コロナ禍での忘年会の在り方が話題になっている。酒文化研究所(東京都千代田区)が、酒好きほぼ100人に聞く定番アンケート「酒飲みのミカタ」で、忘年会の参加について聞いたところ「する」「しない」が二分されたという結果になった。

 調査は11月16~20日にインターネットで実施、酒好きな105人から回答を得た。「飲食店での忘年会の参加回数の予想」を聞いたところ、「1回」が25人、「2~3回」が20人、「4回以上」が9人の参加組54人と、「0回」が51人と二つに分かれた。全体の3割近くが複数回参加するとしており、コロナ禍でも忘年会をいとわない酒飲みが一定以上いることが分かった。

 忘年会の幹事になった場合、店選びに何を重視するかを聞いた(複数回答)。「しっかり換気している(66%)」「席と席の間を広く取っている(62%)」「スタッフがマスクと手袋を着用している(57%)」が上位となった。調査担当者は「案内する際に、コロナ対策を講じている店であることを参加者に伝えるとよい」とアドバイスしている。

 また、幹事として参加者にどんな注意を促すかについても聞いた(複数回答)。「直(じか)箸をしない(65%)」が最も多く、コロナ禍でのマナーを重視。「大声で話さない(58%)」「席の間は広く開ける(51%)」と飛沫(ひまつ)感染に注意する考えも多かった。担当者は「これらの対策が徹底できない場合は、注ぎ合いや席の移動を禁止するといったルールを用意しよう」と呼び掛ける。

 忘年会を嫌う「酒好き」もいるようで、「誘いを断りやすくなった」「忘年会がなさそうでほっとしている」「二次会を断りやすい」といった「コロナ禍で助かった」という回答も寄せられた。

 調査した酒文化研究所の山田聡昭さんは「コロナでリモートワークが増え、職場内外のコミュニケーションが大幅に減った。オンライン飲み会もあるが、個々人の微妙な変化を知ることができる忘年会は、決して不要不急ではない」と話している。

 

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