過半数の人が自転車利用時にコロナ対策せず au損保の自転車利用者調査で明らかに

au損害保険 「自転車利用時に新型コロナの感染防止対策をしていますか?」

 

 自転者に乗る人の過半数は新型コロナウイルスの感染防止対策をしていない―。au損害保険(東京都港区)が自転車を利用する男女1000人を対象に実施した調査で、新型コロナ感染防止対策上の新たな“エアポケット”が判明した。“密”を避けるため電車やバスに代わる移動手段として自転車は見直されているが、自転車利用時のコロナ対策はおろそかになっている。

 調査は今年9月25日から28日に、自転車利用者を対象にインターネットで実施。1000人から回答を得た。

 調査によると、自転車利用時に新型コロナの感染防止対策をしていない人は50・8%だった。対策をしない理由として尋ねたところ(複数回答)、最も多かったのは「自転車利用時は新型コロナに感染しにくいと思うから」(68・3%)。自転車利用時の感染リスクを7割近くの人が重視していないことが分かった。

 次いで「感染防止対策をしないほうが快適に自転車を運転できるから」(30・3%)が多く、以下順に「感染防止対策をすることを考えたことがなかったから」(26・8%)「感染防止対策をすることが面倒だから」(16・1%)が続いた。電車やバスの密集空間にいる時とは異なる「油断」が多くの自転者利用者に垣間見える。

 一方、感染防止対策をしている人(49・2%)が取る対策で最も多かったのは「マスクやフェイスシールドを着ける」(94・5%)。次いで「人ごみを避ける」(56・5%)が多く、以下順に「1人で自転車を利用する(複数人で走行しない)」(55・3%)「他者と十分な距離を確保する」(51・6%)「除菌シートや除菌スプレーを持ち歩く」(38・2%)が続いた。感染防止対策をしていない人とほぼ同数の人は、自転車乗車時も感染防止対策をとり続けている。自転車利用時のコロナ対応は2極化しているようだ。

 調査によると、新型コロナ流行後に自転車の利用頻度が増えた人の割合は23・9%。逆に減った人は12・4%。増えた人の年齢層を見ると、20代は35・0%、30代25・0%、40代23・0%、50代22・5%、60代14・0%。若い人ほどコロナ後に自転車を利用する傾向が高まったことがうかがわれる。

 利用頻度が増えた理由で最も多かったのは「(コロナ感染拡大防止の)外出自粛による運動不足解消のため」(59・8%)でほぼ6割に上った。次いで多かったのは「新型コロナ感染のリスクがほかの移動手段よりも低いと思うため」(52・3%)。以下順に「外出自粛によるストレス解消のため」(51・5%)「自転車通勤を始めたため」(24・7%)「自転車宅配サービスを始めたため」(2・9%)が続いた。自転車利用の増加にコロナが大きく影響していることが分かる。

 調査の詳細は;https://www.au-sonpo.co.jp/corporate/news/detail-248.html

 

あなたにおススメの記事


関連記事

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社