サポーターの行動データをスポンサー企業に提供 三井情報がマーケティング支援の新サービス

三井情報 「カスタマージャーニー分析」の概要

 

 IT関連事業の企画・開発などを手掛ける三井情報(東京都港区)は、IT技術を活用してプロスポーツチームにさまざまな分析データを提供するサービスに、新たな機能としてスポンサー企業にマーケティングデータを提供する機能を追加した、と発表した。

 データ分析サービスは「プロスポーツチーム向けファンエンゲージメント支援サービス」。サッカーやプロ野球などのチームや選手の情報をファン・サポーターに提供し、チームとサポーターの結びつきを強化するサービス。チームの公式アプリを利用しているサポーターらのスマートフォンに試合の動画を送ったり、スタジアムに足を運ぶとポイントがたまったりするサービスだ。

 今回追加した機能は「カスタマージャーニー分析」。チームやクラブなどを支援するパートナー(スポンサー企業)に、サポーターの行動履歴などを提供し、企業のマーケティングに生かしてもらうのが狙いだ。スタジアムに来場したサポーターの男女比や年代などの属性や、来場する際に立ち寄る場所などのパターン分析を企業に提供。スポンサー企業の店舗への誘導などに活用できるという。

 サッカーJリーグのジュビロ磐田を持つジュビロ(静岡県磐田市)は、新機能を採用し、サポーターがアプリの歩数計で計3000万歩達成すれば、選手に黒毛和牛をプレゼントできる企画を9月に実施。参加したサポーターには、スタジアムの売店などで利用できるクーポンを贈呈することで、スポンサー企業のメリットにつなげる取り組みを実施した。

 コロナ禍でスタジアムでの試合が中止になったり、入場者数を制限したりするようになり、スポンサー企業にとってチームを支援するメリットが減っているという現状がある。また、コロナの影響でスポンサー企業自体の経営も厳しくなっている。三井情報は「新機能の『カスタマージャーニー分析』を活用することで、プロスポーツを支えるビジネス価値をつくれる」と説明している。

 

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