本格焼酎にもソーダ割りが浸透 酒文化研究所の定番アンケート、ブラックコーヒー割りも

酒文化研究所 「焼酎の好きな飲み方」

 

 酒文化研究所(東京都千代田区)はこのほど、酒好き約100人に聞く定番アンケート「酒飲みのミカタ」を実施した。今回「焼酎のお気に入りの飲み方」を聞いたところ、焼酎にもソーダ割りが広がっていることが分かった。

 調査は7月7日から14日までインターネットで行い、今回は110人から回答を得た。回答者は「週に4~5日以上焼酎を飲む」人が3割、「週に1回以上」を含めると7割が焼酎を愛飲していた。

 まず、よく飲む焼酎を複数回答で聞いたところ「芋焼酎」が56%と断トツ。かつて独特な香りがかえって「癖が強い」と敬遠されていた芋焼酎が定着したことをうかがわせた。2位は「濃厚なタイプの米・麦・蕎麦(そば)の焼酎」(26%)、次に「軽いタイプの米・麦・蕎麦の焼酎」(22%)と続いた。

 飲み方は「オンザロック」(24%)と「お湯割り」(21%)が双璧だが、酒文化研究所は3位の「ソーダ割り」(16%)に注目している。調査担当者によると、甲類焼酎をソーダで割るチューハイは以前からあったが、最近は芋焼酎や麦焼酎といった本格焼酎(乙類)をソーダで割るのが特徴だという。少し前までは、芋や麦の本来の味を楽しめる本格焼酎をソーダで割ることに抵抗もあったというが、今回の調査では「芋焼酎はソーダ割りに限る」(30代男性)、「麦焼酎のレモンフレーバー無糖ソーダ割りが大好き」(20代女性)といった声が寄せられ、広がりを感じさせた。

 同研究所は、焼酎のソーダ割りが広がった背景にハイボール、レモンサワーといったソーダ割りが居酒屋から家庭に浸透してきたことを指摘する。料飲店で飲まれていたハイボールが2010年ごろから自宅でも飲まれるようになり、レモンサワーも同様に家庭に広がったという。「こうした酒類の消費トレンドの変化が焼酎にも拡大した」と分析する。さらに「ジンのソーダ割りも広がりそう」だと予想している。

 今回の調査では、焼酎を飲む際のさまざまなトッピングやレシピも聞いた。トップは定番の「梅干し割り」。次いで「抹茶ハイボール」、キュウリを入れた「かっぱ割り」が続いた。その他、シソの葉と赤唐辛子を入れた「金魚」、すしに添えるガリを入れた「ガリッチュー」、「ブラックコーヒー割り」といったユニークな飲み方もあり、“焼酎の多様性”をうかがわせる結果となった。

 

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