江戸時代の鉄砲生産の流れを解明 新史料発見、堺鉄砲鍛冶屋敷の企画展

堺市×関西大学 企画展「蔵のとびらを開いてみれば~堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家」

 

 堺市と関西大(大阪府吹田市)は、企画展「蔵のとびらを開いてみれば~堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家」を堺市のさかい利晶の杜で 8月19日から開催する。9月14日まで。

 井上関右衛門家は、堺市に現存する江戸時代前期の鉄砲鍛冶屋敷。堺市と関西大の共同研究調査の結果、日本の鉄砲生産の流れや取引の実態の解明に寄与する総点数2万点を超える第一級の歴史的史料が同屋敷の蔵から発見された、という。企画展では、鉄砲鍛冶と関連職人の分業の実態などが分かるこれらの新資料を紹介する。

 企画展の関連行事として、調査担当者による展示解説(8月22日と9月5日開催)や鉄砲鍛冶の知恵を学ぶワークショップ「やさしく学ぶ火縄銃の仕組み」(8月30日開催)、堺市博物館白神学芸員と鉄砲鍛冶屋敷当主との対談「歴史秘話SAKAI」(9月13日開催、参加費500円)、講演会を実施する。

 講演会は9月6日午後1時から、堺市のフェニーチェ堺で開催。「ここまでわかった!堺の鉄砲鍛冶を支えた人々」と題した関西大名誉教授・兵庫県立歴史博物館館長の藪田貫氏と、「科学の眼でみる火縄銃の銃身」と題する国立歴史民俗博物館教授の齋藤努氏の二つの講演が行われる。

 企画展の観覧料は大人300円、高校生200円、中学生以下100円。関連行事の開始時間や参加方法などの詳細は;https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/rekishi/bunkazai/bunkazai/oshirase/kuranotobira2020.html

 鉄砲鍛冶屋敷を「(仮)堺鉄砲鍛冶屋敷ミュージアム」として整備する堺市は、同ミュージアムの2023年度オープンを目指し、今年10 月 19 日まで1000万円を目標に寄付を募っている。5000円以上の寄付者には主屋の瓦に氏名を記入してもらえるなど各種特典がある。寄付の受け付けは;https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/zaisei/furusato/furusatonozei/teppoukaziyasiki.html

 

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