役所窓口や病院に来た外国人と3者つないで会話 ランゲージワンがコニカミノルタと提携し、12カ国語通訳

 

 多言語コールセンターの運営などを手掛けるランゲージワン(東京都渋谷区)は、コニカミノルタ(東京都千代田区)のオンライン翻訳システムなどを採用した「オンライン多言語映像通訳・多言語AI音声翻訳サービス」の提供を始めた、と発表した。

 サービスは、自治体や企業などで利用するオンライン多言語翻訳システム「KOTOBAL(コトバル)」と、医療機関向けコミュニケーション支援タブレット「MELON(メロン)」を、ランゲージワンの多言語コールセンターと融合させた。

 KOTOBALとMELONはコニカミノルタが開発。人工知能(AI)を使った自動翻訳機能で行政や金融機関の窓口、医療機関を訪ねた外国人とのやりとりをタブレット上で翻訳。複雑な内容の場合は、ランゲージワンのコールセンターの通訳と3者間で会話することができる。

 コールセンターを介した3者間の対応言語は、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ロシア語、タガログ語、ベトナム語、ヒンディー語、ネパール語、インドネシア語の12カ国語。

 KOTOBALは、2019年10月から東京都目黒区や中野区など一部自治体で実証実験を展開していた。新たに行政特有の専門用語に対応する機能を搭載し、コニカミノルタが7月16日に正式に販売開始したことに併せ、ランゲージワンが改めて連携サービスの普及を図る。

 ランゲージワンによると、国内の在留外国人(特別永住者・中長期在留者)は増加傾向にあり、2019年末時点で約293万人と過去最高になった。それに伴い、自治体や金融機関、医療機関を訪れる外国人が増え、観光や宿泊案内などのインバウンド向け対応ではない、そのような専門性が求められているという。同社は「法律、金融、不動産、教育、医療などさまざまな専門的知識に対応できる通訳がいるので、外国人に確実・安心なサービスを提供できる」としている。

 

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