佐賀の齋藤さん、大阪の新田さんが最優秀賞 日本看護協会、第10回「忘れられない看護エピソード」入賞作発表

日本看護協会 「看護の日」

 

 日本看護協会(東京都渋谷区)は、このほど第10回「忘れられない看護エピソード」(主催・厚生労働省、日本看護協会)の入賞作品を発表した。5月12日の「看護の日」を含む看護週間に合わせた取り組みで、看護の現場であったエピソードを募集、2702作品が寄せられた。

 看護師を対象にした「看護職部門」と患者、家族を対象にした「一般部門」から最優秀など20作品が選ばれた。「看護職部門」の最優秀賞は、緩和ケア病棟に勤める佐賀県の齋藤泰臣さん(43)の「その声は」。電車で父親の臨終の場に向かう夫婦と乗り合わせ、迷いながらも乗客に促され、携帯電話で病床の父親に感謝の意を伝える心温まるエピソードを紹介した。

 「一般部門」の最優秀賞は、大阪府の新田剛志さん(40)の「今も元気に出してます」が受賞した。勤務先の会社でトラブルを起こし、自ら命を絶つことまで思い詰めながら、逃げ込むように入った献血バスで、看護師から採血しやすさを褒められ、生きる喜びを見いだした経験をつづった。

 また、今回は看護の基礎を築いたナイチンゲール生誕200年にちなんで、看護の経験についてのエピソードを募集する「Nursing Now部門」を設置。看護師長の立場から、スタッフと患者の関わりを紹介した東京都の渡邊美香さん(51)がNursing Now賞を受賞した。

 審査員は、日本看護協会関係者のほか、脚本家の内館牧子さん、歌手の荻野目洋子さんらが務めた。最優秀賞以外の受賞者は以下の通り。(敬称略)

〈看護職部門〉

【内館牧子賞】久保 百香(56)=埼玉県

【優秀賞】野澤 美枝子(52)=栃木県、成田 裕子(60)=東京都、 大野 裕子(59)=愛媛県

【入選】小泉 美香(36)=新潟県、辻川 尚子(40)=岐阜県、土屋 操(51)=長野県、一井 美哉子(64)=愛媛県、中島 由美子(49)=新潟県

〈一般部門〉

【内館牧子賞】池田 幸生(58)=東京都

【優秀賞】稲村 歩美(20)=千葉県、西田 恵子(51)=大阪府、坂井 祐子(36)=佐賀県

【入選】中野 淳子(47)=山口県、悦喜 未奈子(24)=広島県、高橋 久(70)=栃木県、庄田 恵理(40)=茨城県、齋藤 絵美(43)=福島県

 入賞作品は日本看護協会のホームページで公開している。

https://www.nurse.or.jp/

 

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