富山「八尾おわら資料館」がリニューアルオープン 伝統行事「風の盆」の歴史、発展を詳しく紹介

富山県富山市 「八尾おわら資料館」

 

 富山の秋の風物詩として知られる民謡行事「おわら風の盆」を紹介する「富山市八尾おわら資料館」(富山市八尾町東町)が、2000年4月の開館以来初となる全館リニューアルを3月に実施、新たな展示を加えてオープンした。

 今回のリニューアルでは、1929(昭和4)年に「越中八尾おわら保存会」(現「富山県民謡越中八尾おわら保存会」)が発足した際の初代会長で“おわら中興の祖”といわれる川崎順二氏や、現在のおわらの歌い方を確立した名人など人物のストーリー性にスポットを当て、これまで以上に歴史や発展を詳しく紹介している。

 また、昭和初期に使用していた名人の三味線展示のほか、仮想現実(VR)での映像体験やタブレットによる資料検索、町内の演奏者プロフィール紹介などを新たに導入した。

 入館料は大人210円、高校生以下は無料。ただ、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日までは臨時休館で、7日以降は富山市八尾おわら資料館、電話076(455)1780まで問い合わせてください。

 おわら風の盆は、江戸時代から300年以上続く伝統行事で、毎年9月1日から3日間、胡弓(こきゅう)や三味線の哀愁漂う響きに合わせて男女が舞い、越中路に秋の訪れを告げる。格子戸の民家や土蔵が並ぶ坂の町で、編み笠を目深にかぶった踊り手たちが町流しする風景が人気を呼び、全国から多数の観光客が訪れる。

 

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