
香りを楽しむアロマ空間デザインなどを手掛けるアットアロマ(東京都世田谷区)はこのほど、植物から抽出したエッセンシャルオイル「ジャパニーズボタニカルエアー」シリーズに新たに3種類の香りを追加した。
このシリーズは自然な植物の香りが人気だ。アロマ空間デザイナーが自ら生産地を訪れ香りの原料を厳選し、ブレンドしている。今回、北海道滝上町産のハッカ、岐阜県飛騨市産のスギ、鹿児島県指宿市産のホウショウをそれぞれ主原料とする3商品を新たに加え、発売した。
北海道滝上町産のハッカは葉と茎の部位を抽出。ハッカは北海道では古くから栽培され、医薬品などにも使われるシソ科のハーブだ。落ち着いた甘さと、清涼感あふれる香りが特徴だという。
岐阜県飛騨市産の飛騨スギは枝葉部分を抽出し、厳しい冬の寒さの中成長する強度ある杉で、さわやかさとフルーティーな香りが特徴だとしている。
鹿児島県指宿市産のホウショウも枝葉から抽出。ホウショウは台湾原産のクスノキ科の高木。軽やかでフローラルな香りがする。
価格は、ハッカを使った「北海道薄荷(ハッカ)」は10ミリリットル、税別2000円から。杉を使った「飛騨杉」と、ホウショウを使った「薩摩芳樟(さつまほうしょう)」はそれぞれ10ミリリットル、税別2300円から。