オフィスよりリモートワークの方が仕事効率いい? GVが在宅勤務者に意識調査、8割が「満足」

GV 「リモートワークの満足度とその理由」

 

 お金に関する情報サイトを運営するGV(東京都港区)は、新型コロナウイルスの感染拡大で注目されているリモートワーク(在宅勤務、テレワークとも)と、オフィスワークとの働き方に関する意識調査を実施、「オフィスよりリモートワークの方が効率的」などとする調査結果を発表した。

 調査は4月1~8日に全国でリモートワークを実施している500人にインターネットを通じて行った。インターネットマーケティングなどを手掛けるビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の代表取締役・伊藤陽介氏が監修した。対象者は20代~60代で、正社員が最も多かったが、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト、業務委託など幅広い雇用形態の人が回答。男女比は、ほぼ4対6だった。

 通勤して会社で働くオフィスワークとリモートワークとで、仕事の効率を尋ねたところ64・2%が「リモートワークの方が効率的」と回答した。リモートワークの満足度に関しては83・6%が「満足」していた。理由については「通勤時間がなく無駄な時間が削減できる」(383人)、「自宅で業務に集中できる」(252人)、「健康管理(風邪など感染症予防)ができる」(248人)などが多かった。

 一方「不満」と回答した人の理由としては「自宅だと集中できない」「勤怠や業務管理があいまい」「社内コミュニケーションが取りにくい」との声があった。

 監修した伊藤氏は、「自宅で集中できる」とする満足派と、「自宅だと集中できない」の不満派が“真逆”の回答をしていることに注目する。「リモートワークを行う上で、1人でもオフィスと変わらず集中できる環境作りが大事なポイントだ」と指摘している。

 社内コミュニケーションに関して、どのようなツールを使っているかを聞いたところ「電話・電子メール」「ビジネスチャット」「ウェブ会議システム」の順だった。内容は「質疑応答」「勤怠管理」「社内ミーティング」の順。電話以外は文章でのやりとりが多いことから、伊藤氏は「質問の仕方が悪いと、答える側もうまく対応できないので、『結論から』『あいまい表現を使わない』といった文章ルールを決めると円滑になる」と提案している。

 在宅勤務の場合、労働時間の報告も課題だ。調査で、正確に報告しているか聞いたところ「時間外(残業)を含め正確に報告している」が多かった(58・2%)が、「時間外は報告せず、所定の労働時間を報告」「労働時間は報告していない」が約4割あった。報告に関して「勤怠管理システム」「電話や電子メール」で報告するとの回答が多かった一方で、「規則・ルールは決まっていない」が112人おり、リモートワークの普及には勤務状況の管理が課題であることをうかがわせた。

 

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