
刃物の産地として知られる岐阜県関市にある「三星刃物(みつぼしはもの)」は、同社の刃物ブランド「和 NAGOMI」の包丁を入れる新作ギフトアイテムを作り、今年の「母の日」(5月10日)を前に「感謝の気持ちを込めて包丁を贈ろう」とPRしている。
・https://nagomi.mitsuboshi-cutlery.com/
ギフト用に作ったのは、スリーブと呼ばれる包丁を入れた箱を収納するラッピング用パッケージ、お祝い用の熨斗(のし)、メッセージシールの3種類。パッケージは、母の日などに向けた白を基調にした箱のほか、黒を基調にしたプレゼント用、結婚式のお祝い用の3種があり、1箱300円(税別)、熨斗とシールは各100円(税別)で、オンラインショッピングで包丁を選び、購入した場合に利用できる。
岐阜県関市は、鎌倉時代に日本刀を作っていたことから刀鍛冶の技術が伝承され、ドイツのゾーリンゲン、英国のシェフィールドと並ぶ「世界三大刃物産地」などといわれている。三星刃物は明治6(1873)年に創業、現在5代目社長の下、さまざまな種類の洋包丁を製造・販売している。