新型コロナウイルス感染有無が約15分で分かるキット クラボウ、検査機関向けに販売 

クラボウ 「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査試薬キット」

 

 大手繊維メーカーのクラボウ(大阪市)は、新型コロナウイルス感染の有無を約15分で判定できるキットを3月16日(月)から研究・検査機関向けに販売を始めた。

 検査は、ごく微量の血液で判定ができ、現在主流になっているPCR検査が、結果が出るまで4~6時間かかるのと比べ、短時間で結果が分かるのが特徴だ。中国の提携先企業が開発し、中国での臨床試験では約95%の精度で陽性か陰性かを判断できたという。

 検査は、試験紙の上に微量の血液と試薬を垂らし、約15分で結果が出る。感染時に体内で生成される特定の抗体を検出するため、PCR検査では検出が難しいとされる感染初期の患者についても判定できるとしている。また、PCR検査のサンプル採取のように、粘膜から検体を取る場所によって、感染を見逃すリスクも軽減できるという。

 1キットで10回分の検査ができ、価格は2万5000円(税別)。販売先は衛生研究所や臨床検査会社などの研究・検査機関を予定している。感染初期(2~7日後)の抗体向けと、感染後、長期間にわたって最も多く生成される抗体用の2種類がある。

 

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