舟橋聖一文学賞に河治和香さん「がいなもん松浦武四郎一代」 滋賀県彦根市、「北海道」の名付け親を描く

滋賀県彦根市 「第13回舟橋聖一文学賞」を受賞した河治和香さん

 

 滋賀県彦根市は、第13回舟橋聖一文学賞に河治和香(かわじ・わか)さんの小説「がいなもん松浦武四郎一代」(小学館)を選んだ。また、第31回舟橋聖一顕彰青年文学賞には薛沙耶伽(せつ・さやか)さんの小説「水槽と病室」を選んだ。毎年開催していた授賞式は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため実施を見送った。

 舟橋聖一文学賞は、故舟橋聖一氏の文学に通じる優れた文芸作品に贈る賞として創設された。舟橋氏は、近江彦根藩主から江戸幕府の大老となった井伊直弼を描き、NHK大河ドラマ第1作の原作となった小説「花の生涯」によって、彦根を全国に有名にしたとして彦根市の名誉市民になった。

 受賞作の「がいなもん松浦武四郎一代」は、「北海道」の名付け親と言われる江戸末期から明治にかけての探検家・松浦武四郎の生涯を描いた伝記小説だ。

 舟橋聖一顕彰青年文学賞は、舟橋家から「故舟橋聖一顕彰事業基金」として寄付を受け、全国の青年を対象に作品を公募し、文学の登竜門として創設された。

 

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