
茨城県日立市は、市の自慢できる魅力を発信するプロジェクト「日立市ってホントはすごいんです!」の第4弾として、2月から「日立市の夜景、すごいんです!」を始めた。
茨城県北東部に位置する日立市は、総合電機メーカー日立製作所の創業地として知られ、水戸市、つくば市に次ぐ県内第3の都市だが、市の内外から「広報誌やポスターなどでしか情報発信しておらず、PRが下手」との声が出ていたという。
人口減少も進んでいることから、移住・定住対策として日立市の魅力を発信しようと2018年から「日立市ってホントはすごいんです!」プロジェクトを始めた。今回は第1弾「日立市の子育て支援」、第2弾「日立市の大煙突」、第3弾「日立市の教育」に続く第4弾として「夜景」を取り上げた。
今回、紹介している夜景は「日本夜景遺産」に選定されている「かみね公園」をはじめ10カ所。かみね公園は、園内に動物園、遊園地、市民プールなども併設している総合公園で、太平洋を一望できるスポットだ。夜景は展望台2階から360度見渡すことができる。
このほか「JR日立駅」「日立シーサイドロード」「日立LNG基地」「日立灯台」「ヒタチ スターライト イルミネーション」などを紹介。市の広報誌のほか、地元ケーブルテレビの行政放送番組や、市のプロモーションサイト「ひたち風」などで展開していく。
日立市はPR強化のため、プロジェクトのスタート時に担当していた広報戦略課内のシティプロモーション推進室を「課」として独立させ、認知度アップを目指す考えだ。