
漫画雑誌や怪談文庫などを扱う竹書房(東京都千代田区)は、1月18日(土)に渋谷ユーロライブ(東京都渋谷区)で日本で一番怖い怪談語りを決める「怪談最恐戦2019ファイナル」を開いた。ミュージシャンの「下駄華緒(げたはなお)」が優勝し「2019怪談最恐位」に輝いた。優勝賞金は100万円。
ファイナルには、一般公募から1次審査を通過した48人が出場した東京と、大阪の予選会を勝ち抜いた12人が登場。トーナメント方式で怪談を競い合った。審査は審査員投票、観客投票、ニコ生投票の合計点で行われ、決勝はタレントの「壱夜(いちや)」と「下駄華緒」の対決となった。
決勝は15分の語り制限時間で行われ、大接戦の結果「下駄華緒」が勝利を収め、賞金のほか、ゲストの初代最恐位・ぁみ(吉本興業・怪談家)からトロフィーが授与された。
「下駄華緒」はバンド「ほくたちのいるところ。」のベーシストとして2018年にデビュー。前職の火葬場職員・葬祭業勤務の経験を生かし「送り人ミュージシャン・怪談師」として活躍している。