5分で注水でき、繰り返し使える水のう型簡易膨張ダムシステム 「タイガーダム」自治体や大手石油会社で採用

タカミヤ 水のう型簡易膨張ダムシステム「タイガーダム」(宮城県気仙沼漁港設置例)

 

 工事現場で使用する仮設機材の開発・製造・販売・レンタルを手掛けるタカミヤ(大阪市)は、水のう型簡易膨張ダムシステム「タイガーダム」を栃木県小山市に160本納入した、と発表した。

 台風や集中豪雨など自然災害が増加していることを受け、土のうに代わる浸水対策が求められている。「タイガーダム」は、長さ約15メートル、幅約75センチのポリエステル加工膜のチューブで、注水すると筒状になり、短時間で簡単に設置できる。必要に応じて連結すると際限なく長くなり、高さはピラミッド積みで2メートルまで設置できる。1本当たりの重量は、注水前の状態で約30キロ。特別な技術は必要なく、エンジンポンプを使えば約5分で注水できる。設置時間は土のうと比べ60分の1程度という。撤去や収納も排水するだけなので、泥や砂が残る心配はなく、衛生的で、繰り返し使うことができる。

 「タイガーダム」は2011年に発売し、これまでに宮城県気仙沼市、東京消防庁、横浜消防局、関西国際空港などに導入されたという。メキシコ湾オイル流出事故で汚染防止に役立ったことから、海外の大手石油会社にも採用された。

 

あなたにおススメの記事


関連記事

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社