
日本商工会議所(東京都千代田区)と全国観光土産品連盟(東京都千代田区)は、2019年度「全国推奨観光土産品審査会」で入賞した、全国の優れた土産品72品を発表した。
今年で60回目を迎える同審査会は、観光土産品の育成・発掘を目的に、毎年、全国各地の観光土産品の中から優れたものを推薦している。
今年は、全国の511業者から669点が出品された。女優の紺野美沙子さんらが特別審査委員を務め、菓子、食品、民工芸、グローバルの4部門で審査した。
菓子部門の最高賞は、富山県の日の出屋製菓産業「しろえび撰」が選ばれた。富山の米とシロエビで作ったしろえびせんべいで、従来品よりもシロエビを増量し、さらに薄く焼き上げた。
食品部門の最高賞は、京都府の西利「京づつみ」が選ばれた。漬物「赤しそむらさきの」「味すぐき」をさまざまな色の風呂敷で包んだ。
表彰式は来年2月21日、霞が関ビル東海大学校友会館で開催し、3月10~30日、羽田空港第1旅客ターミナル2階出発ロビーで、入賞商品の販売会を開催する。