
アキレス(東京都新宿区)は、水害の救助活動に特化したレスキューボート「DEIB―310」を、12月2日に発売する。
多くの自治体に作業艇や救助艇として配備されているアキレスのローボート「EZシリーズ」をベースに開発した。着脱が容易なエアーフロアを採用、ボート本体の浮力を確保し、素早く組み立てや収納ができるようにした。救助隊員が冠水現場でボートを安定させ、移動しやすいよう、大型グリップを船首と船尾に取り付けて運搬性能を高めた。両サイドのライフラインロープを太くし、どの方向からでもボートを安定して確保できる。
チューブ素材は、耐候性・耐薬品性に優れ、耐用年数も長いクロロスルホン化ポリエチレンゴム引布を使用した。寒冷時でもしなやかさを保ち、取り扱いやすく、平時には畳んで保管できる。サイズは全長310センチ、幅147センチ、重量29・5キロ。
定員は6人で、価格は税別23万9000円。
・ホームページ: https://www.achilles.jp