「潜水―水中の科学・技術・仕事―」 千葉県立現代産業科学館が開館25周年記念企画展

千葉県立現代産業科学館 「しんかい6500」(1/2 模型)

 

 千葉県立現代産業科学館(千葉県市川市)は、開館25周年記念企画展「潜水―水中の科学・技術・仕事―」を12月1日まで開催している。

 水の中では、いろいろなものが青っぽく見えたり、携帯電話がつながらなかったり、体が浮いてしまったりなど、地上とは違った現象が起きる。このような水中で感じる「水圧」「浮力」「光」「音」「熱」などの現象を、科学館ならではの視点で分かりやすく紹介する。

 千葉県で現在も続くアワビの素潜り漁や、宇宙服のような装備のヘルメット式潜水による潜水器漁の道具、ドキュメンタリー映画「沈黙の世界」(1956年公開)で有名なジャック=イブ・クストーらが開発したスキューバ式潜水器の実物資料、深海での潜水技術開発の先駆けとなった「ニューシートピア計画」で使われた「飽和潜水服」などを展示し、人がより長く、より深く潜るためのさまざまな工夫を紹介する。また、深海探査機の「しんかい6500」「AUV-NEXT」「うらしま」、探査機を支援する「支援母船よこすか」の模型、地球の海洋環境を調査する観測機器「アルゴフロート」「江戸っ子1号」の実物資料など、海洋の調査に使われている潜水機器も展示する。

 11月24日、フリーダイバーのHANAKO(廣瀬花子)さんの特別講演「世界で戦うフリーダイバー」を開催する。市川市の小・中・高校を卒業したHANAKOさんは、2018年のフリーダイビング競技の女子CWT(潜降深度)で水深106メートルという世界記録を樹立し、今年9月のAIDA世界選手権2019の女子CWT部門で金メダルを獲得した。

 このほか、11月4日に技術者体験ワークショップ「手作り水中ロボットROVをあやつろう!」、30日にサイエンス講座「青色レーザーで海中をスキャニング!」など、さまざまなイベントを予定している。

 入場料は一般500円、高校・大学生250円、中学生以下と65歳以上は無料。11月3日は入場が無料となる。

 

・詳細:http://www2.chiba-muse.or.jp/SCIENSE/

 

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