
労働者派遣事業などを手掛けるアウローラ(東京都新宿区)は9月25日、神奈川県立川崎高校の定時制に通う生徒約150人向けに「働くこと、選択すること」をテーマにしたセミナーを開催した。
同社は若い女性向けの転職支援サービスを行っていることから、これから就職活動を迎える高校生を前に、同社のキャリアアドバイザー3人が「選択をする上で三つの大切なこと」をテーマに、約1時間講演した。
早いうちから自分と向き合い、客観視する力を培うとともに、多感な時期に、将来を考えることなどの必要性を訴えた。また、生徒たちにやりたいことを書き出してもらい、そこから、どうありたいかを導き出したり、多くの価値観の中から大切にしていることを選択したりして、具体的な将来像をイメージしてもらった。最後に「今後訪れるであろう“選択の瞬間”に、このセミナーで学んだことを思い出してほしい」と伝え、セミナーを終了した。
将来や選択についてキャリアアドバイザーに個別に相談する生徒もあり、自分と向き合っている様子が多く見受けられたという。