介護スタッフの働き方改革に マザアスが介護現場のICT化に向け実証実験

マザアス ロボティクスを活用したケアサポートシステムの実証実験

 

 介護事業を手掛けるミサワホームグループのマザアス(東京都新宿区)は、介護付き有料老人ホーム「マザアス南柏」で、介護スタッフの働き方改革につながるケアサポートシステムの実証実験を8月20日から2020年5月まで実施している。

 実験は、トヨタ自動車(愛知県豊田市)未来創生センターの認識技術を活用し、①介護スタッフが必要な時に居室内の入居者の様子を遠隔で把握②スマートフォンのアプリで全スタッフの位置情報を可視化し、ナースコールに対し近場のスタッフが状況を踏まえたサービスを提供③介護スタッフの移動履歴などにより介護日誌作成を半自動化し事務作業を削減―などについて検証を行う。こうした情報通信技術(ICT)の活用によって、業務負荷の大きい居室間移動や記録入力時間の低減を図るとともに、情報共有の迅速化、遠隔での状況把握による夜間巡視など訪室の業務効率化を目指す、という。

 厚生労働省によると、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる2025年度末に、介護人材が推計で約34万人不足する。介護業界の人材不足という課題に対して、マザアスは市販化された介護ロボットを導入するなど、介護業務の生産性向上に取り組んでいる。

 

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