人生100年時代の健康に関する意識と実態を調査 オムロンヘルスケア、86.5%「老後に不安を感じる」

オムロンヘルスケア 「Q. 老後への不安としてかかえているもの(複数選択)」

 

 オムロンヘルスケア(京都府向日市)は8月23、24日、40~79歳の男女6184人を対象にインターネットで、「健康および膝痛に関する調査」(複数回答可)を実施した。

 「人生100年時代」と言われる現代、健康寿命と生命寿命とのギャップは、個人の生活の質(QOL)の維持向上や、老後に対する備え、国民医療費の増大といった面で問題となっている。今回の調査は、自身の健康状態や対策、膝痛などの身体疾患、老後に向けて感じている不安と対策、健康寿命延伸に対する意識や行動の違いが男女間、年代間で浮き彫りになった。

 「平均寿命に対し、平均的な健康寿命は何歳前までか」という質問に対し、70代男性は54.6%が平均的な健康寿命と生命寿命が等しいと考えているのに対し、70代女性はその比率が40.5%と、男女間で14.1ポイントも乖離(かいり)があった。

 「老後に不安を感じる」割合は86.5%に上った。不安の種類でみると、複数回答で1位が「お金」(52.4%)、2位が「認知症」(45.3%)、3位が「自分自身の介護」(40.1%)と、「お金」と「健康」が上位を占めた。一方、対策については、1位が「食生活」(37.7%)、2位が「定期的な通院・健康診断」(36.3%)、3位が「日常的な運動」(34.9%)と、「健康」対策が上位を占めた。

 また、60、70代は2人に1人が、40代でも42.8%が膝痛を抱えていることが分かった。膝痛対策については、全体の39.4%、70代の50.4%が「痛くても歩いた方がいい」と回答した。これは、体を動かすことで関節を支える筋力を鍛え、重症化を予防するという膝痛対策の理解が浸透していることを示す、という。70代の43.8%が「ウオーキング」、34.3%が「定期的な運動を行っている」一方で、「特に何もしていない」も27.0%に上り、「アクティブシニア」と「諦めシニア」に二極化していることが分かった。

 オムロンは、要介護の原因となる関節疾患を予防することが、健康寿命の延伸につながると考え、「ひざ電気治療バンド」など低周波治療器の開発・販売を通じて、関節疾患の新たなセルフケア方法を提案し、介護予防と健康寿命延伸をサポートしていく、としている。

 

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