
2018年8月28日に発生した台風21号の日本上陸から1年が経過した。暴風による飛来物や倒木などにより、大阪府を中心に1700本以上の電柱が倒壊・折損した。
台風や地震などで電柱が倒壊すると道路通行を妨げ、被災地の救助や復旧を遅らせるリスクが高まる。電柱を地中化するなど無電柱化すれば、これらの問題は解決する。また景観がよくなり、歩道も広く使えるようになる。
国内には現在、約3600万本の電柱が建っており、毎年約7万本のペースで増加している。国土交通省は「無電柱化」を推進しており、ホームページで広く理解を呼び掛けている。
・国土交通省ホームページ「無電柱化の推進」:https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/index.html