
立教大学(東京都豊島区)は、岩手県陸前高田市の市民向け講座「立教たかたコミュニティ大学」を陸前高田グローバルキャンパスで9月7日に開講する。
電気機器メーカーのサンケン電気(埼玉県新座市)から講師を迎え、同社が開発した地球環境に優しく経済的な発光装置「ペットボタル」を工作し、クリーンエネルギーを生み出す仕組みやまちづくりを学ぶ。ペットボタルは容器に太陽光パネル、充電池、LED(発光ダイオード)を組み込んだもの。昼の太陽エネルギーで発電・蓄電し、暗くなるとLEDが自動的に点灯する。作ったペットボタル100個を陸前高田グローバルキャンパスの入り口の坂道に並べイルミネーションを作る。
この講座は2017、18年度に続き、3年目。陸前高田市が進めるまちづくりのキーワードをテーマに全2回の講座を開催する。第1回の今回は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」関連の講座となる。年度内に別の内容で第2回を開催する予定だ。