国宝「風神雷神図屏風」を陶で再現 大塚オーミ陶業、京都・建仁寺での企画展で公開

大塚オーミ陶業 「国宝『風神雷神図屏風』陶板画」

 

 大塚オーミ陶業(大阪市)は、江戸時代初期(17世紀)に活躍した琳派の祖・俵屋宗達(たわらや・そうたつ)作の国宝「風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)」を陶で再現した高精細レプリカを製作した。建仁寺本坊大書院(京都市)で8月29日~9月11日に開催される企画展「陶板が魅せるNIPPONの自然」―時を超え世界とつながる琳派―で公開する。

 「風神雷神図屏風」の陶板画は、日本画の顔料の質感、金箔(きんぱく)の箔足(はくあし=箔が重なる部分)の雰囲気など、日本画の繊細なタッチを焼きもので忠実に再現することを追求した。世界の名画を原寸大で陶板によって再現して展示する大塚国際美術館(徳島県鳴門市)での製作で培った技術を活用した。

 尾形光琳(おがた・こうりん)作の重要文化財「風神雷神図屏風」、酒井抱一(さかい・ほういつ)作の重要文化財「夏秋草図屏風(なつあきくさずびょうぶ)」、加山又造(かやま・またぞう)作の「おぼろ」などの陶板画も展示される。

 企画展は、国際博物館会議(ICOM)京都大会(9月1~7日)に合わせて開催される。今回初めての試みとして、展示空間で演奏会を開き、陶板のさまざまな活用方法や可能性を提案するという。

 観覧には拝観料(一般500円、中高生300円、小学生200円)が必要。

 

あなたにおススメの記事

関連記事

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社