
丸善出版(東京都千代田区)は、「いかにして問題をとくか」の新カバーデザインを丸善ジュンク堂書店限定で発売した。
丸善は、1869(明治2)年、福沢諭吉の門下だった早矢仕有的(はやし・ゆうてき)が創業し、2019年に150周年を迎えた。新カバーデザインの発売は、これを記念した。
「いかにして問題をとくか」は65年にわたって読み継がれてきた数学書。プログラミング教育などで改めて注目されるヒューリスティック(経験則)や論理的思考法を学ぶことができる。同社によると「問題解決の思考法はあらゆる場面に応用でき、内容は古びることない」としている。
新デザインは、内扉のデザインを元に作成した。見返しには思考プロセスの四つのステップも書かれており、本書のエッセンスが詰まったものになっている。