
岡山国際サーキット(岡山県美作市)は、トヨタ自動車が1983~87年に製造した小型スポーツ車「カローラレビン」と「スプリンタートレノ」(車両型式がAE86またはAE85)だけが集うイベント「AE86Festival(フェスティバル)2019」を8月25日に開催する。今年で開催20回を数える長寿イベント。
「AE86」は、人気漫画「頭文字D」(講談社)で主人公が乗車する車として描かれており、現在でも幅広い層に認知され、国内外で高い人気を集めている。
イベントの目玉のエキシビションレース「チューニングカー王者決定戦」は、2000年当初から開催されており、1年に1度、イベント出場のためだけに車を仕上げるというユーザーも多い。改造範囲の大きいレース専用AE86によるエキシビションレース「岡山N2バトル」もあり、80年代のレースシーンがよみがえるような走行を見ることができる。
そのほか、AE86に同乗してサーキット走行の体験ができるイベント、関連ショップによる車両展示、パーツやグッズの販売などが予定されている。イベントのフィナーレでは、AE86以外の車両も含め参加者全員でサーキットコースパレードが行われる。AE86だけで300台近く集まり、イベントの名物になっている。
エントリー料金は税込みで、「頭文字Dパレード」が8600円、「チューニングカー王者決定戦(80台限定)」と「岡山N2バトル(20台限定)」がそれぞれ3万4000円など。
入場料金は前売り券が2300円。当日券は2500円、女性1500 円など。
前売り券は7月20日から、ローソンチケットで販売する。