バドミントン車いすの試作機が完成 松永製作所らコンソーシアムが軽量化目指し

松永製作所 「カーボン製パラバドミントン車いす」

 

 松永製作所(岐阜県養老町)は、日本障がい者バドミントン連盟(東京都江戸川区)に所属する強化指定選手の協力を得て最新型バドミントン車いすの研究開発を行い、評価用試作機が完成した。これを選手らに試乗してもらい、実践での評価を行うことになった。

 これまでの松永製作所のバドミントン車いすは、フレームの素材にアルミを使用していた。車いすバドミントン競技は、前後に小刻みなダッシュ&ゴーが要求されるため、腕や手首への負担が大きく、選手から車いすを軽量化するよう強く求められていた。

 今回開発中の製品は、フレームの素材に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用し、軽量化とねじれの力に耐える剛性を追求した。競技用車いすにCFRPが採用されるのは、陸上競技などでは既に見られるが、バドミントンでは世界初という。

 開発は、東レ・カーボンマジック(滋賀県米原市)やブリヂストン(東京都中央区)など、素材、スポーツ用品、福祉装具などのメーカーやデザイン会社、市場調査会社などが連携し、コンソーシアム(共同体)で行っている。

 今後、代表選手が試乗しながら改善点を開発にフィードバックし、完成を目指す。従来よりも20%以上の軽量化が目標だ。

 

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