おむすびの差し入れ効果に期待! 香港で戦う卓球代表を食で応援

 久保建英選手が先日、17歳でサッカー日本代表に選ばれた。スポーツ紙は、FC東京を今夏退団見通しの久保選手をめぐり、欧州のビッグクラブがはやくも争奪戦を始めた、と報じている。

 日本サッカー界にとって十代の代表誕生は喜ばしい限りだ。多くの十代選手は、久保選手がトップレベルの“壁”を突き破ってくれたおかげで、前方の視界が明るくなり、前に進む意欲が増すだろう。

 良いお手本が卓球界。福原愛さんが小さなころから世界で戦って注目を浴び、国内の卓球レベルを引き上げた。

 現在は、石川佳純選手や十代選手の伊藤美誠、平野美宇選手、張本智和選手らが世界トップクラスで活躍。国際大会では常に上位争いに絡んでいる。

 香港で6月4日から始まった卓球の世界大会「ITTF2019卓球香港オープン」でも日本勢の活躍が期待されている。

 2011年から卓球日本代表のオフィシャルスポンサーを務めるJA全農は、大会前日の3日、香港で展開する直営焼肉レストラン「和牛焼肉 純」に、所属選手の石川佳純選手をはじめとした代表選手ら21人を招待し、和牛ステーキなどをふるまった。

 石川選手は「海外で久しぶりに和牛の焼き肉が食べられてすごく幸せ。エネルギーを充電して明日から頑張ります」と気力十分だ。

 JA全農は大会期間中(6日間)、現地のおむすび販売店「百農社國際有限公司」の協力も得て、日本産のお米を使った秋鮭や梅干しなどのおむすびのほかみそ汁、国産大豆の焼き菓子「ソイリーツ」など“日本の食”を日本代表選手に「差し入れ」する。

 現地メディアのインタビューに答えた張本智和選手は「初めての国際大会は香港。思い入れの強いこの香港で、優勝できるよう頑張りたい」と話しており、差し入れは力強い“味方”になるだろう。

 JA全農はさらに選手だけでなく、おむすびの引き換え券を大会プログラムに付けて提供し、観客の香港人にも、日本のおコメで作ったおむすびを味わってもらう。

 香港の鉄道駅には「日本米おむすび」のPRポスターやデジタル広告も掲載。香港のまちの一部は日本米おむすびの写真で、にぎやかだ。

香港の駅に掲示された「日本米おむすび」のデジタル広告(右端)

 大会で日本勢の快進撃が続けば、観客席で日本米おむすびを頬張る香港人の中には、日本選手の強さの秘密はしっとりもちもちの「日本米にあり」と考える人が1人や2人、出てくるかもしれない。

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