
テクノグローバル(東京都中央区)は、車載用やノートパソコン向けとして一般的に使用されているシリコン指紋センサーからの置き換えを目指し、ガラス指紋センサーの大規模量産化をする、と発表した。ガラス指紋センサーは、高温、低温、多湿の環境でも高い認証精度があるほか、スマートドアロックなど「モノのインターネット(IoT)」市場向けに、曲面形状を容易に形成することができ、デザイン性に優れた商品化も可能という。
生体認証には指紋のほか、顔や虹彩などさまざまな認証方法がある。指紋認証は、①安全性の高さ②低コスト③小型化が可能―などの特長があることから、住宅や自動車のドアなどセキュリティー全般への広範な利用が期待されている。