
同志社大学(京都市)は、拡張現実(AR)機能付きキャンパスマップを作成した。
1875年に創立した同志社大は、今年144年目を迎える。京都市上京区にある今出川キャンパスは、彰栄館やクラーク記念館など、5棟の重要文化財があり、京田辺市の京田辺キャンパスには東京ドーム20個分の広大な敷地に理系の実験施設や体育施設がある。
作成したキャンパスマップは、通常の地図としての機能に加え、スマートフォンアプリをダウンロードして指定の画像にスマホをかざすと、各建物の歴史や特色を、学生による音声ガイドで聞くことができる。校舎内の360度動画やドローンで撮影した動画、毎年行われるクリスマスツリーの点灯式の様子など、普段見ることのできない場所や学内のイベントも見られる。
マップは今出川、京田辺の両キャンパス門衛所で配布している。学内は一般の人でも見学や散策でき、年間2万人が訪れているという。