日本の非上場中堅企業の経営幹部女性比率は世界35カ国中最下位 世界の平均は昨年より5ポイント上昇し、29%

太陽グラントソントン 「経営幹部の女性比率の推移(%)」

 

 太陽グラントソントン(東京都港区)は、グラントソントン加盟主要35カ国が実施する世界同時調査の一環として、2018年11月、国内の非上場企業を中心とする中堅企業経営者の意識調査を実施し、このほど結果を公表した。

 調査は、自社の経営幹部の女性比率について尋ねた。世界35カ国の平均は29%と、1年前の前回調査から5ポイント増加し、女性比率が向上していることが分かった。日本は、04年の調査開始以来、一貫して最下位だ。ずっと1桁で、昨年は5%だったが、今回は10ポイント上昇し、初の2桁となる15%だった。

 最も比率が高かった国はニュージーランドの44%、2位はオーストラリアの42%、3位はナイジェリアの38%。その他、米国は31%で13位、韓国は30%で15位、中国は28%で17位だった。

 経営幹部の中に女性が1人もいない比率は、日本は突出して多い52%で、ワースト2位のアルゼンチンに9ポイントも差を付けている。最も少ない国はインドの1%だった。

 太陽グラントソントンのパートナーで公認会計士の渡辺りつ子氏は「経営幹部の女性比率の調査国平均は29%と過去3年間で5%上昇したが、いまだ30%に届いていない。女性比率に限らず、一般に少数派の割合が30%を超えると大きな流れが生まれてくると言われており、パラダイムシフトを起こしていくには、継続的かつ積極的な取り組みが必要」と話している。

 

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