大和ハウス工業、兵庫県三木市の「緑が丘ネオポリス」で実証実験 高齢化率40%で多世代循環型コミュニティー形成目指す

大和ハウス工業 「自動運転車両によるコミュニティー内移動サービスの実証実験」

 

 大和ハウス工業(大阪市)は、兵庫県三木市の「緑が丘ネオポリス」で、郊外型住宅団地ライフスタイル研究会、三木市、緑が丘町まちづくり協議会、三木市生涯活躍のまち推進機構と協同で、郊外型住宅団地再生のため、四つの実証実験を行う。

 高齢化率約40%の「緑が丘ネオポリス」で、地域住民と新たに流入する住民が安心して過ごせる多世代循環型コミュニティーを形成するため、現状の課題を抽出し、問題解決に向けて改善策を講じる。団地再生に必要な、「移動」「人材」「IoT(モノのインターネット)」「活動」の四つのサービスプラットフォームの構築、「移動配達」「子育て」「健康増進」「新たな働き方」「地域互助」「住み替え」という六つのサービスをパッケージングして街を再生するための試みを行う。

 今回の実証実験は、①自動運転車両によるコミュニティー内移動サービス②クラウドソーシングと高齢者・障がい者の就業環境整備③高血圧症の重症化を予防④サテライト拠点整備と移住の場を整備―するための実証実験を行う

 この実証実験で得た知見や成果について今後、高度経済成長期に開発したニュータウンで同様の課題を抱える大規模戸建住宅団地「ネオポリス」で展開する。

 緑が丘ネオポリスは、大和ハウスが1967年に開発・造成し、71年の入居開始から半世紀近くがたち、人口減少や空き家、空き地の増加など、さまざまな社会課題が山積しているという。2014年に内閣府の「特定地域再生計画策定事業」に選定され、「産・官・学・民」連携による既存住宅団地の再生事業に取り組んでいる。

 

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